桂高森S・Sレディースクリニック

仙台市泉区高森の産婦人科クリニック。
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2024.06.10 / 患者様の声

お産の振り返り

ご自分の想像していたお産と比べてどうでしたか?
想像していたものより、幸せな気分になれるものでした。
人から聞く話では「痛い」「辛い」が必ずつきもので、でも「産んだら忘れてしまうよ」と皆口をそろえて言っていました。
実際に自分の番がきて、確かに痛いし、辛い時間もあったけれど、これから自分の分身が産まれるのだと思うと気持ちが高揚しました。
でもそうでいられたのは、助産師さん方はじめ、主人や周りの方々の懸命なサポートがあったからだと思います。
お産は一人では乗り越えられないものだと思います。

お産の時に感じたこと、考えたこと、頑張ったことは何ですか?
私はお産に対してとても後ろ向きだったと思います。
痛みが怖いというのが一番の理由でした。だから37週を過ぎていつ生まれてもいいという状況が怖くて仕方ありませんでした。
毎日母親になれるのかという不安との闘いで、この期に及んで「どうして無痛分娩にしなかったのか」と考えるようになりました。
予定日を過ぎてからのNSTの時に、助産師さんにこの気持ちをお話ししました。
「私がこんな気持ちだから、子供も出てこれないんじゃないか」と話すと、とても優しくゆっくりお話しくださいました。
まず、今日までこの日まで何もなくお腹で子供を育てたことが素晴らしいということ。
妊娠したということはその人に産む力があるということ。
そして、そのお腹の子を産むことが出来るのは私しかいないこと。
「産ませてもらう」のではなく「自分で産む」という気持ちが大切だということ。
他人の経験談を自分に重ねることはしないこと。
すべて頭の中ではわかっていた気になっていたことを、とても丁寧に話してくださり、そこで気持ちが切り替わったと思います。
その日からストレッチを必死でやりました((笑)スクワットも
もっと早くこのもやもやした気持ちを助産師さんへ相談すればよかったと思います。
妊娠できたことは奇跡だったと思いますし、自分で望んだことでもあります。
母になるという夢が一つ叶えられた事を今後は存分に喜び味わいたいと思います。